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お茶のお兄さんたちからは,今日の記念に一人ずつきゅうすやお茶の葉をいただきました。子どもたちは,「帰ってから家の人に,今日習った煎れ方で,いただいたきゅうすを使ってお茶を飲ませてあげたい。」と言っていました。霧島の特産物でもあるお茶を知るとても良い機会になりました。
その後,いろいろな質問をして,お茶に詳しくなるよう学ぶことができました。お礼の言葉を代表で伝え,記念品に手作りのメダルを渡してお礼の気持ちを伝えました。
飲んでみまたら,甘くてふくよかな味のお茶がはいっていました。二煎目は,ポットから直接きゅうすにお湯を注いで,10秒間ぐらいでつぎきってしまうようにちょっとずつつぎ分けて,やはり最後の一滴までつぎました。二煎目からは,黒砂糖などのお茶請けと一緒に飲むように渋めの味にすると良いとい うことでした。
葉が開いた頃合いをみて,きゅうすから湯飲みにつぎますが,1度につぐことはせずにちょっとずつつぎ分けて,最後の一滴までしっかりとつぎます。そうすると,つがれたお茶の色も味も均一につぐことができます。
きゅうすには,ティースプーンで測って人数分だけ葉を入れます。冷ましたお湯をきゅうすの中に戻して,葉が開くように1分間待ちます。
水道水で煎れる場合は,始めに水を沸騰させます。沸騰させた水を,1度湯冷ましか,湯飲みについで冷まします。湯飲みを手でもてるようであれば,70度ぐらいで飲み頃だそうです。渋いのが飲みたいときは,沸騰したての水を注ぐと渋みの増したお茶が煎れられるということでした。
お茶を飲むと風邪の菌を遠ざけたり,身体の調子を整えたりできるということです。牧園小がお茶うがいをしていることを伝えると,喜んでいらっしゃいました。おかげさまで,まだ,インフルエンザの子どもは,一人もいません。
茶の種類は鹿児島で作られている代表的なものが7種類あり,細かく分けると日本だけでも数百種類あるそうです。しかし,その同じお茶の葉を発酵させるかさせないか,発酵の具合を調整することで,緑茶,ウーロン茶,紅茶にできるということを教えていただきました。驚きでした。
今日は,牧園地区茶業協会青年部の方々が,3年生に美味しいお茶の入れ方を教えに来てくださいました。始めにお茶の育て方やお茶になるまでの工程をスライドで教えてくださいました。
外気の温度は,5度ぐらいです。寒いというより雨模様のせいでしょうか,冷たい感じがする今朝の牧園です。テレビでは,今年に入ってインフルエンザが急にはやり始めたといっていました。この冷たい中でも,うがい手洗いの徹底で,流感を撃退してほしいものです。