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卒業式の練習が始まっています。でも,何故卒業式など,練習を繰り返しするのでしょうか。式の当日,上手にできることが一番の目的でしょうか。それは目的の一つではありますが,一番ではないと思っています。一番の目的は,卒業するということを全員でしっかりと確認・自覚するためだとおもいます。そうすることで,卒業生は自分のこれまでを何度も思い返します。在校生は,絆を思い出します。そうすることで,やっと迎えた本番の日に,緊張感と達成感が大きくなります。これが,一番の理由だと思います。
来週は卒業式ということで,ブログでも準備の様子などを紹介しました。卒業生だけでなく牧園小の子ども一人一人にとって,この一年が,成長できたと実感できる特別な時間であったと思って欲しいものです。そう思って校内を歩いていますと,大勢の子どもが声をかけてきます。「校長先生見て,逆上がりできるようになったよ。」何よりも嬉しい瞬間です。「えらい,よく頑張ったね。」
今週の金曜日には,卒業式があります。差し迫ってくると大きく意識するものですが,本当は,毎日この日を意識しながら過ごすことが大事なのだろうと,この時期になると考えてしまいます。新燃岳も,今日はたくさんの雲に覆われています。少しくらい気持ちになりそうですが,自分自身にエールを送って,今日を乗り切りましょう。
来週の主な行事です。
月曜日(3月18日) 卒業式全体練習
木曜日(3月21日) 卒業式全体練習 すずかけ号来校
金曜日(3月22日) 第66回卒業式
いよいよ1週間後の金曜日は卒業式です。
早いもので,卒業式まで1週間。卒業式の練習が始まっています。お世話になった6年生に,おめでとうの気持ちと感謝の気持ちを伝えるために練習からがんばる在校生。そして,やはり凛々しい6年生なのでした。
卒業式や入学式を飾るために,栽培委員会の子どもたちや係の先生方が一生懸命育ててくださっていました。サイネリヤの花が色とりどりに会場いっぱいに並んでいきます。
栽培委 員会の子どもたちは,会場の花段の配置を考えてくれています。人数も少ないので何度も往復して重いプランタンを運んでいました。
毎日ブログでは卒業式が近づいてきたことで気の付いたことを書いています。気持ちをあおっているつもりはありません。切なく寂しい気持ちよりも元気で頑張って欲しいという激励の気持ちが大きいのです。そして,それが私だけでなく周囲のみんなに感じられるところが牧園小の良いところだと感じています。
新燃岳を映している写真は,毎日同じ場所から撮っています。新燃岳が正面にみえる校長室中央の窓が定位置です。一見同じようにみえる景色も,辺りの明るさや太陽の位置など気を付けてみると違いに気がつきます。子どもたちの成長も,同じであろうと思います。
今朝の朝日を見ていて,昨日の子どもたちと今日の子どもたちの違いに気付きながら一緒に歩んで行けたらと思いました。
昨日(平成25年3月13日付け)南日本新聞にまた本校の児童の詩が掲載されました。紹介させて頂きます。