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今週になって初めてだったと思います。新燃岳の稜線がくっきりと見えています。東の空には,飛行機雲まで見えます。雨が嫌いなわけではないですが,やはり今日のような日は清々しい気持ちになります。子どもたちも風邪などひかず,元気に登校してほしいものです。
その後は,高学年の授業風景を観ていただきました。保育園や幼稚園の先生方の感想では,発達の段階がよく分かり有意義な時間であったということでした。話合いでは,園での指導の状況,アレルギーや体調に関することなど確認できました。安心して入学式を迎えてほしいと思います。
1年生は算数でした。買い物にいくという設定で,お金をいくら払えばよいかを考えていました。最後には,合計はいくらだろうかと二年生の学習内容を気にする子どもたちがいました。低学年の子どもたちは,保育園や幼稚園の先生方に対する反応が大きかったのが印象的でした。
2年生の生活では,豆まきで追い出す心の鬼を鬼の面に書きこむ授業でした。いらいらおにを追い出したいとか,弱い心を追い出したいとか書いていました。そうやって自分のことが反省できて,直そうと頑張っていれば,きっと立派な人に成長していくのでしょう。
3年生では,算数で身の周りにある物の重さを量る授業をしていました。バネばかり,天秤ばかり,を使って図りました。普段見たことのない棒ばかりも登場しました。このような道具で重さを量っていたことに驚きました。
牧園小では,毎年この時期に来年度牧園小に入学してくる子どもたちの通っている幼稚園,保育園の先生方と情報交換会をしています。始めに卒園生の様子を見ていただきながら授業参観をしました。
今日は,低い雲の流れが速く,風雲急を告げると言う言葉を思い出していました。高い雲が空全体を覆いどんよりとした雰囲気です。外気温は十度を超えているようですが,風の冷たさがそこまで温かく感じさせません。このような日が続くと子どもたちの体調が心配です。二月に入って残りも少なくなってきたので,まとめを頑張ってほしいものです。
このようなお話をされながら,いろはがるたの紹介もいてくださいました。このいろはがるたも一通りではなく,江戸カルタ,京カルタ,尾張カルタなどの種類があり,どれも何気ない言葉の中に鋭い指摘があるということでした。最後参加した全員にカルタのプレゼントをいただきました。有意義な時間が過ごせました。
本当の意味で大切なことは,自分の中に湧いてきた感情をしっかりと受け止めることは大切なことであるということを,先ほどの話は伝えたかったと言われました。人間はとかく自分のことは見えない存在であり,他人こそ悪いと言いたがるが,それで良いはずはないということだそうです。難しいですが,心にじんときたお話です。
講師は,保育園の園長先生もしていらっしゃいます。話の始まりは,「今,悪い人だと思う人の顔を誰か,思い浮かべてください。」と言われました。そう言われた人は,普通,自分ではない誰かの顔を思い浮かべるということから話が始まりました。